知りたい気持ち

犬たちとお出かけをしていて、犬たちが見慣れないものにビビることがある。

最近、ビーちゃんでは大きなヘビが車にひかれて平べったくなったもの、農業用の大きなシートが山になったもの。ココアはサトイモを収穫した後の大きな親イモにビビっていたこともあった。

こういうとき、トリーツを使って近づいて大丈夫だよと教えるのか、見えないようにスルーして通りすぎるのか。トリーツを使うことが多かった。

でもこのごろはちょっと違う。ビーちゃんもココアもビビってはいるけれど「あれは何だろう」と知りたい気持ちもある。なので、その気持ちを優先して、それぞれにまかせて確認させることにしている。危険なもの、例えば生きているヘビとかムカデではできないけれど、自分のペースで遠巻きに臭いをかぎながら近づいて最終的にはそれが何でもない大丈夫なものと納得させる。

ビーちゃんもココアも食べることが大好きなので、トリーツを使えば早いし、簡単なのかもしれない。でもトリーツでごまかしてしまうと、犬たちの怖いけど知りたい気持ち、知って納得したい気持ちを無視することになってしまう。その気持ちを無視することで怖い気持ちを残したままに、チャレンジする気持ちをなくさせてしまっていたかもと思うのだ。

湘南の先生に教えてもらった「でも、こうやってごほうびを使うトレーニングだってごほうびで誘って犬にやりたくないことを強制している」という言葉。今回のセミナーでも出てきたけれど、いろいろ考えさせられる。
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by bee_cocoa | 2010-09-14 09:30 | トレーニング | Comments(0)

始めたばかりのスローライフにやってきたビーちゃん。ビーちゃんを通して広がった世界、出会った人々。あなたはまさに「運命の犬」。


by maki